カネオくんが解説!深海のお金の秘密!!日本の深海はお宝でいっぱい!!!

こんにちは!

NHKの『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』、今回は「お宝が眠る!?深海のお金の秘密」です。日本の深海にはレアメタルやメタンハイドレートなんかの鉱物資源のお宝がいっぱあるんだとか。

しんかい6500の潜航ミッションから分かった深海の秘密をカネオくんが紹介してくれます。

ウンチクに役立つワードは、「しんかい6500」「マンガンノジュール」「スカンジウム」「メタンハイドレート」「スケーリーフット」です!

今回は…300兆円の資源が眠る“深海”の秘密を大調査!日本が世界に誇る潜水調査船「しんかい6500」。潜航任務は1500回以上!地震のメカニズムの解明、レアアースの発掘など、さまざまなミッションを果たすために作られた最新潜水艇の秘密が明らかに!深海でナゾすぎる生物も発見!さらに、過酷な環境で調査をおこなう独特すぎる船内での生活も公開!

カネオくんが解説!深海のお金の秘密!!放送日と出演者

【放送日】2020年8月22日

【司 会】有吉弘行、田牧そら
【出 演】伊集院光、山崎弘也、岡田結実
【語 り】ノブ

【放 送】 毎週土曜 [総合] 午後8時15分~8時45分
【再放送】 翌週月曜 [総合] 午後11時45分~0時15分/翌週土曜 [総合] 午前9時30分~10時00分


カネオくんが解説!深海のお金の秘密!!謎多き深海生物を調査!!!インド洋深海のスケーリーフット

深海生物は人の暮らしを大きく改善できる可能性を秘めているんだとか。

2002年にしんかい6500が潜ったインド洋の深海では300〜400℃にもなる熱水噴出孔付近に生息するスケーリーフットを採取。大きさ4センチメートル程度の巻貝の一種とのこと。

詳しく説明してくれたのは、JAMSTEC(海洋研究開発機構)研究員のチョン・チェンさん。

このスケーリーフットという巻貝、すごい能力を持っているんだとか。

深海の熱水噴出孔付近を棲み家としているんだけど、実際には温度の低い周囲の海水と混ざることで10℃くらいの環境になるそう。そんで、噴出する熱水には硫化水素が含まれていて、これを体内に取り込んだスケーリーフットは体内にいる微生物の働きで硫黄を作り出すんだとか。

この硫黄と海水が反応することで、硫化鉄が作られる。

この硫化鉄を人工的に作るには高温の環境が必要になるんだけど、スケーリーフットはわずか10℃の環境で同じものを作ってしまうってこと。

高温にするとエネルギーコストがかかるので、低温の方が都合がいいんだけど、人類はまだそんな技術を持っていない。

スケーリーフットの鉄製製メカニズムの研究を進めることで将来もっと簡単に硫化鉄が作れるようになるのではないかと期待されているんです!


カネオくんが解説!深海のお金の秘密!!海底資源を調査!!!日本の深海に眠るレアメタル

レアメタルっていうのは、産出量が少ないけれどもハイテク機器に不可欠な重要な金属のこと。

リチウム、ベリリウム、ホウ素、希土類、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンニウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、白金、タリウム、ビスマス

の希少な金属31種類の総称なんです。身近によく見聞きするものもありますけど、初めて聞くものも多いですよね。こいつらはほとんどが外国からの輸入に頼っているんですが、日本の近くの海にいっぱいあることが分かってきたんだとのこと。

詳しく教えてくれたのが、東京大学 地球資源学 加藤泰浩教授。地質学者として数々の海底資源開発に携わってきた方なんだとか。

日本の海に眠るお宝!14兆円分のマンガンノジュール

2016年に日本最東端付近の海底でしんかい6500が発見したのがマンガンノジュール。コバルトなどのレアメタルを豊富に含む鉱物資源なんだとか。

その埋蔵量は、日本のコバルト需要のおよそ300年分にも相当し、14兆円分にもなるそう。

日本は資源小国と言われ続けていたけれど、実はあるところにはあったんですねぇ〜

日本の海に眠るお宝!スカンジウム

世界中で年間15トンしか採掘できないレアメタルのスカンジウム。1キログラムあたりなんと40万円もするんだとか。上に書いた31種のレアメタルの中にスカンジウムが見当たらないけど、じつは「希土類」の中に含まれているんですね。この希土類に含まれている元素は「レアアース」とも呼ばれるようです。

2013年に番組で解説してくれた加藤先生が南鳥島周辺の海底で発見!

スカンジウムがゴロゴロしている当状態ではなくて、スカンジウムを豊富に含む泥を見つけたということ。この泥のお値段がなんともすさまじい・・・1平方キロメートルあたり1,700億円なんだとか!どのくらいの深さまで掘るんでしょうね〜?

スカンジウムの1キログラムあたりの単価40万円を使ってちょっと計算してみると、1平方キロメートルあたりの泥に含まれるスカンジウムは、なんと!!425トン分???

貴重資源を深海から引き上げる技術がまだないので手を出せないみたいですけど、桁違いの埋蔵量なんですね〜

このスカンジウム、アルミに混ぜることで軽くて強度の高い超合金を作ることができて、航空宇宙産業にとっても役立つ材料になるんだとか。

国産旅客機、国産戦闘機、国産ロケットなど、空を飛ぶものだけでなく、軽くて強度の高い材料がリーズナブルに使うことができるようになると、自動車産業などいろいろな分野への利用が期待できますね!

未来に期待大です!


カネオくんが解説!深海のお金の秘密!!海底資源を調査!!!燃える氷メタンハイドレート

シャーベット状に凍った天然ガス、メタンハイドレートも日本の深海で見つかっているんです。その埋蔵量も世界有数なんだとか。

カネオくんが解説!深海のお金の秘密!!深海調査に大貢献・有人潜水調査船しんかい6500

水深6500メートルまで潜れる有人潜水調査船、しんかい6500。日本列島付近の5つの海溝を中心に世界中の深海を調査しているんだとか。


1989年に完成、1991年から調査潜航を始めたんだそう。開発にかかった費用は125億円!結構な額ですが、F1チームの予算が年間150〜600億円かかるっていわれていることを考えると、かなりリーズナブルなのかも?

2012年には操縦装置の最新化とかアップデートを行い、現在までに1500回以上の潜航任務をこなして、数々の発見をしてきてるんです!

しんかい6500が水深6500メートルまで潜れるように作られたのは、日本が世界有数の地震国であることが大きな理由なんだとか。

そして、水深6500メートルの巨大な水圧から乗員を守るために採用されたのが、チタン合金で作られた直径2メートルのまん丸のキャビン。巨大な水圧に耐えるにはまん丸が一番良いんだそうで、しんかい6500のキャビンはその直径の誤差が0.5ミリメートル以下という超精密にできているんだとか。1989年当時としてはとんでもない技術だったみたいです。

日本の製造技術の底力ってやっぱすごいですよね。


有人潜水調査船 しんかい6500の重要ミッション:地震のメカニズムを探る!

世界有数の地震国である日本。近い将来やってくるといわれる巨大地震を予知するために日本の周辺の海底にあるプレートの動きを観測するためにしんかい6500の探査水深が決められたんだといいます。

1991年の昭和三陸沖地震の震源域、岩手県沖200キロメートルの水深6300メートルの海底に潜ったしんかい6500が発見したのが、海底にパックリ口を開けた大きな亀裂。その長さは200メートル以上もあったそうな。

地震によって海底が割れてしまうことを実際に観察したのは史上初なんだとか。

2011年の東日本大震災の5ヶ月後にも震源域の水深3300メートルの海底を探査。ここでも地震による亀裂や段差を発見したんだとか。

しんかい6500は地震の観測機器を海底に設置する作業も担ってきました。これまでに設置した観測機は50以上。

地震や津波を察知するシステムの構築に大きく貢献し、そのおかげで緊急地震速報や津波警報をより早く出せるようになったんですって!

まさしく縁の下の力持ちですね!

有人潜水調査船 しんかい6500の重要ミッション:謎に包まれた深海生物を探る!

深海には地上の常識からは想像もできないような変わった生物がたくさんいますよね。光も届かない暗闇の中、物凄い水圧のかかる環境で生きる深海生物を研究することで人間の生活に役立つ生物が見つかる可能性があるんです。

そのうちのひとつが、上で紹介したスケーリーフット。その他にも知られていない不思議な生物がたくさんいるんでしょうね。面白い学問分野ですね〜

有人潜水調査船 しんかい6500の重要ミッション:お宝海底資源を探る!

上で紹介したレアメタルやメタンハイドレートなんかがこれにあたります。資源があることは確認できているようですが、実際に地上に持ってこないことには利用できませんよね。

海底不覚にあるこれらの資源をどうやって採ってくるかという技術的な挑戦が進められているんですね。

こちらも未来に期待大です!



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